自閉症スペクトラムの仕事を考える 強みとは? 向く仕事/向かない仕事は?①


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4号ちゃんです。

障がいのある方の一般就労を応援する就労移行支援事業所として活動するヒューマンネット。

私たちのように、障がい者の就労を応援する事業所は本当に増えました。

調べてみると、大阪府内にある就労支援事業所 (移行、継続A型、継続B型) の事業所数は、1600を超えるそうです (WAM NET調べ) 。

障がいのある方の就労ニーズがそれだけ増えているということですね。



そこで今回は、障がいの中でも現在とりわけ注目度の高まっている発達障がい、自閉症スペクトラム障がいの方が就くべき仕事について、2日に分けて考えていきたいと思います。

このブログをお読みの当事者の方の参考になれば嬉しいです!







自閉スペクトラムの方が仕事に活かせる特性とは?



自閉症スペクトラムは、以前は広汎性発達障がいアスペルガー症候群という言葉もよく使われていました。

現在は、自閉症から同じ特徴をもつ連続体であるという意味で、自閉症スペクトラムという言葉が一般的になってきていますね。

脳機能のかたよりから、「社会性相互作用」「対人関係」「想像力」に三つ組みの障がいがあり、コミュニケーションが苦手で社会生活に支障をきたしやすいといわれる自閉症スペクトラムの人々。

一方で、こだわりや集中力が高く、真面目でルールを守ることが得意であり、特性に合った仕事に就けば絶大な成果を出す可能性もあるともいわれます。

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では、そんな自閉スペクトラムの方々には、どんな仕事が合っているのでしょう。
それを考えるため、まずは自閉スペクトラムの方々が仕事に活かせそうな特性について、具体的にまとめてみましょう。



① 記憶力に優れる

一般的に人の記憶力は幼少期から徐々に衰えていき、エピソードや風景をからめた「イメージ記憶」の方が得意になっていきます。しかし自閉症スペクトラムの人は、記憶力の衰えが緩く、大人になっても物事を単純に覚える「単純記憶」に優れている人が多いと言われます。



② 特定の事柄に強い興味を持つ

こだわりが強い自閉症スペクトラムの人は、特定の物事に強い関心を持ち追及するため、周囲の人よりも深い知識を持っていることも珍しくはありません。時に、その探求力や知識が絶大な効果を発揮することもあります。



③ 集中力に優れる、粘り強い

こだわりが強いという特性は、絶大な集中力を発揮して取り組むことにもつながります。他の人が音をあげがちな根気や緻密さを要する作業にも、持ち前の集中力を発揮して粘り強く取り組むため、大きな業績を成し遂げることがあります。



④ 独特の想像力や感性を持つ

物事の捉え方や感じ方が独特な自閉症スペクトラムの人々。裏返せば「唯一無二の想像力や感性を持っている」ともいえます。その感性を活かすことで、音楽や芸術、文学などの分野で独特の才能を発揮する人もいます。



このように、自閉症スペクトラムの方々は特性が社会生活に支障をきたすこともあれば、社会において絶大な効果を発揮することもあるのです。まさに使い方次第、カードの裏表ともいえるのではないでしょうか。







今回はここまで。

明日は今日の内容を踏まえ、自閉症スペクトラムの方が向いている仕事やそうでない仕事について、掘り下げてみます。


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